皆さま、こんにちは。
長野県東御市にOPEN!
木育をテーマとした木の体験複合施設「ミマキウッドラボ」の中西です。
今回はミマキウッドラボでお馴染み、こちらのミニスツールの作り方をご紹介します。
角が無く、釘など尖ったものも使わないので、子ども用にもピッタリです◎
![](https://www.mimaki-wood-lab.com/wp-content/uploads/2023/09/image-1024x684.png)
![](https://www.mimaki-wood-lab.com/wp-content/uploads/2023/09/image-1-1024x769.png)
これがミマキウッドラボのミニスツールキットです。
パーツは、座面1枚、脚3本、楔3つ。
ここから、ボンド、ノコギリ、紙やすり(120番・240番)を使って作っていきます。
ノコギリには「アサリ」のあるものとないものとがありますが、今回使うのは「アサリなし」のノコギリです。
※アサリについて
アサリのあるノコギリを上から見ると、歯先が左右交互に振ってあるのがわかります。
これによって歯と木材の摩擦が減り、切り進めやすくなっているのですが、
歯が左右に開いている分、木材の表面に傷がついてしまいます。
今回のスツールは表面を傷つけずに仕上げたかったので、アサリなしのノコギリを使いました。
![](https://www.mimaki-wood-lab.com/wp-content/uploads/2023/09/image-2-1024x769.png)
準備ができたら、まずは座面のやすりがけ。ここでは120番の紙やすりを使います。
特に座面パーツの側面がザラついているので、滑らかになるよう擦っていきます。
![](https://www.mimaki-wood-lab.com/wp-content/uploads/2023/09/image-3-1024x769.png)
やすりがけが済んだら、座面パーツと脚パーツの接着面にボンドを塗っていきます。
厚く塗ると組み立てた時にはみ出してしまうので、厚すぎず薄すぎず、細かいところは割り箸など棒状のものを使って…
![](https://www.mimaki-wood-lab.com/wp-content/uploads/2023/09/image-4-1024x769.png)
ボンドが塗れたら、脚を座面にはめ込みます。しっかりとはめ込むには、ゴムハンマーを使うのがオススメです。
![](https://i0.wp.com/www.mimaki-wood-lab.com/wp-content/uploads/2023/09/2022-08-04-11.23.10-1024x769.jpg?ssl=1)
![](https://i1.wp.com/www.mimaki-wood-lab.com/wp-content/uploads/2023/09/2022-08-04-11.24.49-1024x769.jpg?ssl=1)
脚をはめたら、楔にボンドをつけてほぞ穴に入れ、木槌で叩きます。楔が動かなくなったらOK。
2本目、3本目…とハンマーで叩いていくと、先にはめ込んだ脚が傾いたりずれてしまうことがあるので注意しながら、直しながら進めていきます。
![](https://i0.wp.com/www.mimaki-wood-lab.com/wp-content/uploads/2023/09/2022-08-04-11.31.20-1024x769.jpg?ssl=1)
![](https://i1.wp.com/www.mimaki-wood-lab.com/wp-content/uploads/2023/09/2022-08-04-11.35.44-1024x769.jpg?ssl=1)
座面が平らになるように、ノコギリを使って出っ張った部分を切り取っていきます。
体に240番の紙やすりをかけ、滑らかになったら完成!
オイルで仕上げたり、好きな色に塗装しても◎
このようにヴィンテージ風にすることもできます。
![](https://www.mimaki-wood-lab.com/wp-content/uploads/2023/09/image-5-1024x768.png)
今回ご紹介したスツールキットはミマキウッドラボで販売しています。
作業時間は30分程度。複雑な工程もなく、子どもも大人も気軽にDIYを楽しめます。
ラボの木工作コーナーで作るも良し、持ち帰ってお家で作るも良し。
気になった方は、ぜひミマキウッドラボへ!